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生物工学研究センターセミナー「酵母に学ぶアミノ酸の代謝制御機構・生理機能とその応用~製パンから泡盛まで~」のお知らせ

11月7日(金)の16:30より、奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科 教授 髙木 博史 氏をお招きし、生物工学研究センター棟のK-115室にて生物工学研究センターのセミナーを開催します。発表演題は「酵母に学ぶアミノ酸の代謝制御機構・生理機能とその応用~製パンから泡盛まで~」です。なお、本セミナーは富山県立大学地域連携センターとの共催であり、どなたでもご来聴いただけます。

【要旨】

微生物におけるアミノ酸代謝とその制御機構は生育環境や代謝様式などで異なり、複雑かつ頑強なネットワークを形成し、様々な代謝経路・産物やシグナル分子の制御系とのクロストークも存在する。学術的には、それらの仕組みを解明し、生命現象を理解することが重要である。一方、細胞内アミノ酸含量を人為的に制御することで、発酵食品・エタノール・有用物質などの生産性改善、食品の高付加価値化(味・風味の差別化、健康機能性の向上など)が期待できる。本講演では、酵母に見出したアミノ酸(プロリン、アルギニン、ロイシン、バリン、システインなど)の代謝制御機構と生理機能に関する基盤的知見および得られた知見を酵母の高機能開発に応用した例を紹介する。

日時: 平成30年 11月30日(金) 15:00~16:00   

場所: 富山県立大学 K-115会議室

連絡先:浅野 泰久 (酵素化学工学講座)、e-mail: asano(@)pu-toyama.ac.jp

 

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