生物有機化学講座の山下綾菜さんらのアシル化モノリグノールに関する研究が、Journal of Agricultural and Food Chemistry誌に掲載されました。
タケやイネ等のリグニンは、p–クマル酸などによってアシル化されています。本研究では、酸化銀を用いたアシル化モノリグノールの酸化カップリングにより、リグニンの主要構造であるβ–O-4構造を形成できることを明らかにしました。この方法は、β–O-4型リグニンモデル化合物の簡便な合成方法としても有用です。
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タケやイネ等のリグニンは、p–クマル酸などによってアシル化されています。本研究では、酸化銀を用いたアシル化モノリグノールの酸化カップリングにより、リグニンの主要構造であるβ–O-4構造を形成できることを明らかにしました。この方法は、β–O-4型リグニンモデル化合物の簡便な合成方法としても有用です。
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