生物工学研究センターセミナー「放線菌ホルモンによる有用天然物の生産制御と潜在代謝能の覚醒」のお知らせ
11月30日(金)の16:30より、大阪大学 生物工学交流センター 准教授 木谷 茂 氏をお招きし、生物工学研究センター棟のK-115室にて生物工学研究センターのセミナーを開催します。発表演題は「放線菌ホルモンによる有用天然物の生産制御と潜在代謝能の覚醒」です。なお、本セミナーは富山県立大学地域連携センターとの共催であり、どなたでもご来聴いただけます。
【要旨】
当研究室では、放線菌の二次代謝を誘導するシグナル物質である「放線菌ホルモン」とその制御系について、長らく研究してきた。近年では、抗感染症薬エバーメクチン生産菌より、新型放線菌ホルモンを同定し、その生産制御系と放線菌における普遍性を明らかにした。また、放線菌ホルモン制御系の知見を潜在二次代謝能の覚醒に応用し、新規天然物とその生合成系の発見に結びつけた。本セミナーでは、最新の成果を交えつつ、放線菌ホルモンの有用性を紹介したい。
日時: 平成30年 11月30日(金) 16:30~17:45
場所: 富山県立大学 K-115会議室
連絡先:五十嵐 康弘 (微生物工学講座)、e-mail: yas(@)pu-toyama.ac.jp
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