応用生物情報学講座の蔵付きバクテリアに関する研究がMicroorganisms誌に掲載されました。
岐阜の白木恒助商店(達磨正宗)および富山の寺嶌酒店との共同研究において、白木恒助商店に特有である蔵付き(長年、その酒蔵に住み着いている)バクテリアとしてバチルス属の株を単離しました。分離株は92株であり、それらは7つの系統に分かれました。その中の2つの系統が蔵付きでした。蔵付きバクテリアとして同属異種の複数の系統が存在することは、富山の成政酒造の蔵付きバクテリアでも同様でした。本成果によって、異なる酒蔵には異なる蔵付きバクテリアが存在していることが示されました。この成果は8月18日、Microorganisms誌に掲載されました。
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